競馬予想家協会では、予想家の予想技術力を、的中率と回収率の両面から計算される客観的な指標として「予想力」という評価基準を採用しています。

具体的には、下記の計算により算出されます。

 予想力
 =(1) 増益的中率×100
 +(2) 返戻的中率×30
 +(3) 単純回収率×5(100%未満の場合は、20を減ずる)
 +(4) 保守回収率×55
 +(5) 保守利益率×20+保守利益率の二乗×80

(1)は、110%超の回収率となる的中率を評価する部分となります。110%超のラインは、100%超とすると、110円の複勝の的中の加算点が大きくなりすぎるため若干引き上げた経緯がありますが、基本的には、プラスになった的中率を評価するものです。

(2)は、75%超~110%の回収率となる的中率を評価する部分となります。当然、110%超での的中率よりは評価しないウエイトとなっています。元返し程度の回収率となった予想についても、一定の評価をするものです。

(3)は、単純回収率(一般的に用いられている回収率)を評価する部分となります。プラスになっていないと20を減ずることとしており、的中率だけを重視して、トータル回収率を軽視しないように意識付けをする項目となっております。

(4)は、保守回収率とは、「回収率の高いレースと低いレース(0%ではより高額を賭けたレース)のそれぞれ2%を削った上での回収率」であり、高額のまぐれ当たりによる評価上昇を制限しようとする項目です。50レースに1レースという割合なので、穴党はそれ以上の頻度で的中できなければ、この指標を高めることができません。

(5)は、保守利益率とは、「保守回収率-1(負の場合は0)」で計算されます。保守回収率は単純回収率よりも高くするのが難しいため、これを100%超にできる予想家を高く評価するための項目となっています。二乗部分は、的中率よりも回収率を重視するインセンティブに繋げるものです。

100レースに1度でも、極大万馬券を取れば良いというのは一般的には確かにそうですし、競馬ファン個人としては問題ない考え方だと思われますが、穴馬券競馬予想家協会は、予想家としての評価をするための指標として、「期待回収率の再現性」や、「資金ショート回避」を一定程度重視するために、的中率や保守的な回収率を評価基準に加えております。

計算は、実際に下記の様式に成績をつけることで、より簡易に算出することができますので、ご自身の予想力を計算して今後の予想技術の向上に役立てていただければと思います。

(別紙様式)予想成績報告書
 http://hrta.info/youshiki20161001.xlsx

(参考リンク)
予想成績の開示に関する規則
予想成績の開示に関するガイドライン(Q&A)
「的中率」と「回収率」を予想の評価基準としてそのまま利用できない理由について